勝手にソウル・ミュージック・ランキング“2018年夏の気分”
小学生の頃からソウル・ミュージック(Soul Music)を聴いてきた私ですが、気が付けばアラフィフになっていました。ソウル・ミュージックを演奏する側からではなく、あくまでも聴く側の観点から、“2018年夏”の私個人の勝手な気分でランキングしました。
2018年夏と言っても夏らしい曲はランキングしていません(笑)。
第5位 What's Going On - Marvin Gaye
最近久々にCD棚からみつけました。ソウル・ミュージックを聴き始めた頃はマイケル・ジャクソン好きもあり、マイケルが所属していたレコードレーベル“Motown”ミュージックを片っ端から聴いていました。
そこでハマったのがマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)です。
数あるマーヴィンのヒット曲の中でも一番多く聞いたのが『What's Going on』でした。
この楽曲を聴き始めた当初は勝手にラブソングだと思い聴いていました。
※メロディーとマーヴィンの声がスウィート過ぎるので(苦笑)。
この曲は反戦歌で、当時アメリカが起こしていたベトナム戦争への抗議ソングなんです。
でも楽曲自体の構成、そしてマーヴィンの歌声が良すぎて戦争を知らない世代、そして当時簡単な英語がわからなかった方達には、きっと私と同じくラブソングとして聴いていたんではないでしょうか。
何回リピート再生しても飽きさせない曲なので、What's Going onはオススメです！
第4位 Hot Pants - James Brown
FUNKの帝王ジェームス・ブラウン(JB)の『Hot Pants』！
この蒸し暑い夜にこの曲を聴いて流す汗の量を増やしましょう！
この曲だけではなく、JBのほとんどの曲がグルーヴィンですが、蒸し暑く寝苦しい時に聴くのもいいかなって思って、JBの数多くある名曲の中からこの1曲を上げました。
※歌声聴かずともJBの顔を見ただけで蒸し暑くなる方もいたりして(笑)。
ギターのリフ、ドラム、ベースは勿論ホーンセクションを含めたリズムセクションが人の体温とグルーヴの温度を上昇させてくれます。
是非この曲を聴いて踊りまくってください。汗だくになって。
第3位 I'll Be Around - The Spinners
Motownレーベル在籍時代にメインボーカルをしていたG.C.キャメロンが抜けた事で、それ以降のスピナーズにあまり興味を持っていなかった私ですが、この『I'll be around』と『Could It Be I'm Falling In Love』を聴いてスピナーズを再評価しました。
※私は何様？(笑) 基からコーラスワーク、コーラスバランスはとても素晴らしいヴォーカルグループで、この2曲も含めメインヴォーカルもコーラスも相変わらず抜群に良いです。
色で例えるとMotown時代は派手な色合いで赤色、青色などの原色系の感じでしたが、『I'll be around』の時代は透き通った繊細の色で水色、黄緑色といった感じでしょうか。
スピナーズとなるとG.C.キャメロンの『It's a shame』の印象が強いですが、この『I'll be around』は異なったスピナーズの良さが出ていて聴く人を引き付ける曲です。
第2位 Superstition - Stevie Wonder
多種多様の楽曲制作、表現ができ、そしてマルチプレーヤーなミュージシャン、スティービー・ワンダー！！
小学生時代にこの『Superstition』の出頭のドラム、鍵盤の音で一発で心持っていかれました。
21世紀のHIPHOPは私の中で全然HIPHOPして無いじゃん！と感じる曲が多いのですが、この曲はHIPHOPではありませんが曲の雰囲気、表現はある意味現代のHIPHOPよりHIPHOPしてます(笑)。
レイ・チャールズもそうですが、スティービー・ワンダーも“盲目の天才”です。いや“盲目の音楽神”です！
第1位 All At Once - Whitney Houston
いきなり時代が80年代の曲になってすみませんm(__)m
ホイットニー・ヒューストンは歌唱力・表現力が最高の域に達している女性シンガーでした。
彼女が歌い上げた素晴らしい曲は数多くあるのですが、今回はその中でも私の心に残る楽曲の1つ『All At Once』を上げました。
最高に素晴らしい！という言葉が当てはまる楽曲、パフォーマンスです。
丁寧に暖かく人に伝えようとする彼女の歌声は、心をそっと撫でてくれます。
苦しい時、悲しい時には癒しを与えてくれます。
楽しい時、嬉しい時には幸福感を増してくれます。
ホイットニーの『All At Once』はそんな天使のような1曲です。
是非是非聴いてください！
あなたにきっと必要なエネルギーとパワーを与えてくれます。
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